花粉症が引き起こす健康被害と対策 ~ 慢性疾患が花粉症を悪化させる!? ~
2025/02/19
花粉症とは?
花粉症とは、1年の特定の時期にだけ出現する花粉などの空気中を漂う物質にさらされることが原因で起こるアレルギーです。
出典:MSDマニュアル家庭版 季節性アレルギー(花粉症、アレルギー性鼻炎)
免疫システムが花粉に対して過剰に反応することでヒスタミンなどの炎症物質が放出され、鼻や目、喉などに症状が現れます。
時期としては、春先や秋口など花粉の飛散時期に増えてきますが、年によっては1月2月から花粉の飛散があるので最新の情報を見聞きすることが大事です。
花粉症による健康被害
花粉症の症状はくしゃみ・鼻水だけでなく、次のような身体的・精神的な健康被害を引き起こすことがあります。
喘息の悪化
炎症反応が強くなり、気管支へ影響が出ると気管支炎や喘息の発作を引き起こすことがあります。特にアレルギー性喘息を持つ人は症状が悪化しやすくなります。
副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻詰まりが長引く場合、副鼻腔内に炎症が起こり慢性副鼻腔炎になることもあります。
口呼吸による喉トラブル、感染症などの疾患
鼻詰まりにより、口呼吸となることで口腔内・喉の乾燥が起こります。また、乾燥により粘膜が傷つきウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。さらに口の乾燥は、唾液の分泌を減らし細菌が繁殖しやすい口腔環境になってしまいます。
花粉症による目への影響
花粉症は目のかゆみや充血、涙の分泌量の減少などを引き起こし、アレルギー性結膜炎・ドライアイの悪化などの影響があります。
寝付きが悪くなり、途中で目覚める
慢性的な鼻詰まりのせいで呼吸が苦しくなり、眠れない・熟睡できない状態になります。また、口呼吸で喉が乾くと目覚めることもあります。
いびき・無呼吸症候群のリスク
睡眠中の呼吸のトラブルはいびきや無呼吸症候群のリスクを高めます。
集中力の低下
くしゃみや鼻水の症状や、呼吸が浅く空気を十分に取り込めないことにより集中力が低下して仕事や勉強の効率が悪くなります。
ストレスの増加
花粉症による目鼻口の症状に悩まされ自律神経が乱れます。自律神経の乱れが続くとストレスが増加し、心身共に悪影響を及ぼします。
かゆみのトラブルが増加する
敏感肌の人は花粉が肌に付着することによりかゆみ・赤み・湿疹が出ることがあるので、注意が必要です。アトピー性皮膚炎の人も花粉の刺激によりかゆみや湿疹が悪化するので肌を清潔に保つことが大切です。
慢性疾患があると花粉症は悪化するのか?
花粉症は免疫系の過剰反応によって発症しますが、慢性疾患(肩こり・首こり・腰痛・自律神経失調症・慢性疲労など)があると花粉症の症状が悪化しやすいことが知られています。その理由は、慢性疾患による体のストレスが免疫系・自律神経・炎症反応に影響を与えるためです。
1. 慢性疾患が花粉症を悪化させるメカニズム
(1) 自律神経の乱れ
慢性的な肩こり・首こり・腰痛があると、交感神経が持続的に刺激されやすくなる。
花粉症は「副交感神経が過剰に働くことで鼻水・くしゃみが出やすくなる」と言われますが、体の痛みがあると交感神経優位が続くことで、自律神経のバランスが崩れ、花粉症の症状がさらに悪化する。
例: 休み明けに「鼻詰まりがひどい」「くしゃみが止まらない」といった症状が強く出ることがある。
(2) 炎症反応の増悪
慢性疾患があると、体内の炎症レベルが高まりやすくなる。
花粉症はアレルギー反応によるヒスタミンの放出によって症状が引き起こされるが、慢性炎症があるとヒスタミンや炎症物質の分泌がさらに増え、花粉症の症状が悪化する。
例: 慢性的な腰痛・関節痛がある人は、花粉症シーズンに痛みが増すことがある。
(3) 免疫系の過敏化
慢性疾患によって体が常にストレスを感じていると、免疫系が過敏になり、アレルギー反応が強く出やすくなる。
例: 本来は軽度の花粉症だった人が、慢性疾患を抱えるようになってから重症化することがある。
(4) 呼吸の浅さと酸素供給の低下
慢性的な肩こりや首こりがあると、呼吸をサポートする斜角筋・胸鎖乳突筋・横隔膜の機能が低下し、呼吸が浅くなる。
酸素供給が低下すると免疫機能の低下を招き、花粉症の症状が悪化しやすくなる。
例: 花粉症の人が疲れやすくなり、倦怠感を強く感じるようになる。
2. 具体的な慢性疾患と花粉症の関係
(1) 肩こり・首こりと花粉症
首や肩の筋肉が強張ると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、鼻詰まりやくしゃみが悪化することがある。
星状神経節の圧迫により、交感神経・副交感神経のバランスが崩れることで、アレルギー症状が悪化しやすい。
(2) 腰痛と花粉症
慢性的な腰痛があると、体の炎症レベルが高まり、免疫系の過剰反応を引き起こしやすくなる。
自律神経のバランスが崩れやすくなるため、花粉症の症状が強くなることがある。
(3) 慢性疲労・自律神経失調症と花粉症
慢性疲労症候群の患者は免疫機能のバランスが崩れやすく、花粉症の重症化リスクが高いことが報告されている。
例: 慢性的な疲れがある人ほど、目のかゆみや鼻詰まりがひどくなる傾向がある。
3. 慢性疾患がある人のための花粉症対策
慢性疾患による花粉症の悪化を防ぐには、以下のような対策が効果的です。
(1) 自律神経を整える
星状神経節の温熱療法(首の前側を温める)
深呼吸・鼻呼吸トレーニング(横隔膜をしっかり使う呼吸法)
(2) 炎症を抑える
抗炎症作用のある食品(オメガ3脂肪酸を含む魚・緑黄色野菜)を食べる
ストレッチや適度な運動で血流を促し、炎症を抑える
(3) 慢性痛の改善
肩こり・首こりのケア(僧帽筋・胸鎖乳突筋・斜角筋のストレッチ・マッサージ)
骨盤の歪みを整える(腰痛がある人は骨盤矯正や腸腰筋のストレッチを取り入れる)
(4) 整骨院でできる対策
筋肉の緊張を緩めるマッサージ・ストレッチ
鍼灸施術(自律神経のバランスを整える)
骨格調整・姿勢矯正(体の歪みを整えて負担を減らす)
つながり整骨院でできる花粉症対策
慢性疾患があると、自律神経の乱れ・炎症の増悪・免疫過敏を通じて花粉症の症状が悪化しやすくなります。特に肩こり・首こり・腰痛・自律神経失調症がある人は、花粉症シーズンに症状が重くなる傾向があります。
そのため、慢性疾患の管理をしっかり行うことで、花粉症の症状を軽減することができます。
鹿児島市・姶良市のつながり整骨院では、体全体の状態をみて慢性疾患の根本原因を取り除く施術を行っていきます。施術を受けて全身の状態を良くなると、筋肉は血流が良くなり肩こり・腰痛が改善されます。姿勢・骨格の歪みを改善することで、肺のある胸郭が広がり呼吸が楽になります。鹿児島市・姶良市のつながり整骨院では、患者さんの性別・年齢にあったトレーニングやストレッチのアドバイスもしております。もし気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
つながり整骨院は あなたの「なりたい」を叶える治療院です。 ✅つらい首こり・肩こり・腰痛・膝の痛みや手足のしびれを解消❗️ ✅やりたいことが思いっきりできる身体に❗️ ✅日常生活の質が向上し快適に過ごせる身体づくり❗️ ✅仕事やスポーツをがんばれる身体づくり❗️ ✅大切な家族や友人と楽しい時間を過ごせる身体づくり❗️ を全力サポート あなたの「なりたい」を叶えます‼️
あなたの「お困りごと」「お悩み」ご相談ください! ■つながり整骨院HP https://tsunagari-gr.co.jp/ ■店舗情報 とそ本院 つながり整骨院 〒890-0081 鹿児島県鹿児島市唐湊4丁目5−7 099-250-7647 和田院 つながり整骨院 〒891-0143 鹿児島県鹿児島市和田2丁目2−2 1F 099-266-3303 吉野院 つながり整骨院 〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町5373−17 099-244-8151 中山院 つながり整骨院 〒891-0108 鹿児島県鹿児島市中山2丁目45−3 099-210-1222 姶良平松院 つながり整骨院 〒899-5652 鹿児島県姶良市平松4951−1 0995-56-8851 下田院 つながり整骨院 〒892-0873 鹿児島県鹿児島市下田町1359−1 099-295-8080 城西院 つながり整骨院 〒890-0041 鹿児島県鹿児島市城西1丁目22−5 099-296-7899 辛い事故の症状・専門知識を持ったスタッフが対応! 交通事故専門弁護士との連携した体制でサポート! ■交通事故のお悩み・相談窓口 あなたの「こんな施術家になりたい!」を実現する。 施術を通じて夢をカタチに! ■(株)つながりグループ 求人情報 https://recruit.tsunagari-gr.co.jp/ 肩こり・腰痛・О脚でお悩みの方、 10年前の動きやすいカラダにリメイク!カラダが動く感動体験を! ■整体院 姿勢の極みHP
アクセスに合わせて10店舗から選べる!
ご予約はこちら